美容整形外科とボトックスの合弁症

   

「人は見た目が9割」などという容姿、着ている服やヘアスタイルなどの外見が重視される社会では、ますます多くの人々が、美容整形外科の門を叩いて、見た目の美しさを求めて、顔にメスを入れたり、効き目がすばらしいとうたわれる化学薬品を注射したりしています。

 

美容形成外科での一般的な合弁症

どんなタイプの美容整形の方法も、個々人の人生にとっては、重大な問題であり、テレビや雑誌のPRにあるような、安全で簡単でキレイになるというようなキャッチコピーをうのみにして、あまりに軽い気持ちで接近すべきではないでしょう。

外科的手術に関連するすべてのリスクは、美容整形手術にも当然適用されます。

 

手術中に発生する予測可能な事態

  • 脳卒中、心臓発作、肺または脚の血餅
  • 過度の出血
  • 血清腫、または切開部の下の液体の蓄積
  • 循環不良による皮膚破壊
  • 手術部位での感染症や瘢痕(はんこん)
  • 低体温
  • アシンメトリー(左右非対称)

不均一または塊状の長く残ってしまうような瘢痕化(はんこん:傷が治った時にできる跡)は、追加の矯正処置が必要となります。

美容成形外科手術はまた、非常に高価になる可能性があります。また、手術に掛かる最初の費用には、通常、その後に必要になる修正や仕上げの手術代金が含まれないことが多いのです。さらに、手術を受けた後の回復期間は数週間に及ぶことがあります。また、手術によって、容貌や体型の変化に成功したとしても、うつ病、不安またはストレスなどの心理的な問題の解決や症状からの回復といった効果は期待できません。心理的な問題を美容整形によって解決することは不可能なのです。

 

ボトックス注射のリスク

メスを入れるほど勇敢ではないが、外観を「リニューアル」したい人にとって、ボトックス注射は妥当な選択肢に思えます。しかし、多くの人が、この治療に伴う悪影響については、認識していないことが多いのです。あなたは、ボトックス注射に臨むにあたって、ボツクスは、ボツリヌス中毒を引き起こす細菌性神経毒であるタイプAのボツリヌス毒素の希釈形態だということを理解しているでしょうか?

ボツリヌス菌によって以下の症状が引き起こされる場合があります。

  • 腹部痙攣
  • 呼吸不全につながる呼吸困難
  • 嚥下困難と発話困難
  • 物が二重に見える、複視
  • 口の渇き
  • 吐き気
  • 一時的な呼吸困難
  • 嘔吐
  • 麻痺による脱力感

あなたは、上のリストにあるようなものを手に入れた訳ではありませんよね?

ボトックス治療では、安全だと思われるまで希釈されたボツリヌス菌の毒素が額や筋肉の近くの筋肉に注入されます。すると、あなたが、眉をひそめたり、目を細めたり、笑ったり、微笑んだりするときにも、目のまわりにシワができないようになるのです。

注射は、神経からの電気信号が筋肉に到達することを阻害するように作用します。外見的には、目の周辺のシワの発生が少ないので、肌がより滑らかで若く見えるのです。実際には、筋肉は薬剤によって麻痺していて、反応できないだけなのです。

 

ボトックス注射の副作用

  • 眼瞼下垂:まぶたが上がりにくい(眼が十分開きにくい)状態
  • 数週間つづく頭痛
  • インフルエンザ様の症状
  • 胃の不調

そのような症状があれば、ボツリヌス中毒を疑うべきです。致命的な事態となる可能性もあります。目の近くに注射すると、継続的なまばたきが出来にくくなって、目に十分な湿気が与えられなくこともあります。その場合は、点眼剤、軟膏、ソフトコンタクトレンズ、または眼のパッチを必要とするかもしれません。

注射を受けた後、注射液がターゲットにした筋肉以外の他の筋肉に広がるのを防ぐために、6時間以上曲げたり、横になったりすることはできません。ボトックス注射の効果は、だいたい4ヶ月間続き、3〜6ヶ月ごとに治療を繰り返す必要があります。ボトックス注射を継続している場合に注意すべき点は、あなたの体が、ボトックスに対する抗体を作ってしまうかもしれないということです。抗体が生まれるとボトックスを注射しても、その効果が、薄らいだり無くなったりすることになるからです。

 

 

 

 

 

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