美容整形外科のリスクと合併症

   

すべての手術には一連のリスクが伴います。美容整形がますます一般的になり、美容外科手術もますます普及していますので、行われる手術もまた、より安全になり、技術自体も以前よりも、より高度になって来ています。

しかし、いくら安全になって来ているからといっても、完全にというわけには行きません。だから、整形手術を考えている人は、合併症の潜在的なリスクを十分に認識している必要があるのです。

さらに、外科手術を検討している人は、複数の美容整形外科医と話をして、自分が希望する手術に最適な医師を選ぶのに、十分な時間を取る

一般的な外科的合併症

すべての手術には、次のような一連のリスクが伴います。

  • 麻酔合併症
  • 手術中の誤嚥
  • 失血
  • 血の塊(血栓)
  • 血圧降下
  • 感染
  • 不完全な縫合

これらは、美容外科手術に限らず、手術一般において、常に存在するリスクです。多くの人々が、手術を避けようとするのは、手術それ自体の恐怖に加えて、そのような手術にともなう合弁症のリスクも感じているためでしょう。一方で、ますます多くの人々が、外観を変えるために美容整形を選択しているのも事実です。

有害な合弁症や副作用のリスクを最小限に抑えるためには、資格のある医師の助けを借りて手術を行うことが重要です。あなたの美容外科医が、正式な資格と十分な手術の経験をもっているのか、確認することは、とも大切なことです。

 

美容外科での合併症

美容外科手術では、上の一般的な合弁症に加えて、次のような他のリスクや副作用が生じることがあります。

一時的または永続的な無感覚またはうずき

神経や他の感覚系の損傷が発生した場合、患者は、感覚の喪失を訴えることがあります。

壊死

皮膚の死としても知られ、この状態は通常、感染後に起こります。喫煙者の場合は、そのリスクが最も高くなります。

セローマ

脂肪吸引、豊胸手術、または、腹壁形成術(ボディリフト)の後に起こるこの状態では、血清や漿液などの体液が、皮膚の下に集まることで発生します。

その他の瘢痕

これらの合併症の多くは、矯正のために、追加の外科手術または手技を必要としますし、その一部は、永久的な痕跡を残す場合もあります。

他には、ディボット(にきび跡のような傷跡≒クレーターとも呼ばれる傷跡)、ディンプル(抜糸の時の皮膚のかたよりによって起きるくぼみ)、パッカーズ(しわ:脂肪吸引などで皮膚のハリが戻らずシワやたるみが起こる)、脂肪吸引での皮膚の凸凹などがあげられます。

 

手術合併症のリスクを高める要因

特定の要因は、手術後の合併症のリスクを高めます。医師は、手術を行うことに同意するか、外科手術の結果について約束する前に、患者に、合弁症を起こすような危険因子がないか評価する必要があります。

外科医は、例えば、血栓のリスクを高める既存の要因について、下の項目を含めて、患者を常に評価する必要があります。

血栓のリスクを高める要因

  • 最近の外傷
  • 再発感染
  • がんの病歴
  • 肥満
  • 心臓、肺、または神経系の状態
  • 経口避妊薬の使用
  • ホルモン補充療法

死に至る可能性もあるような、有害な副作用の危険性があるため、上の条件に当てはまるようなら、美容整形の対象としては、優良な患者として見ることはできないかもしれません。

 

セカンドオピニオンなど、複数の医師に意見を聞くことにより、リスクに関するより広範囲で詳細な情報に基づいた決定を行うことができると思われます。他の外科医が不可能であると言い、また別の医師が警告する手術を勧める外科医には、注意した方が良いでしょう。

 

 

 

 

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