美容整形手術に対する最も多い苦情とは?

   

美容整形でのリスクには、医師自身に起因するリスクや医師と患者とのコミュニケーション不足などが原因のリスク、あるいは、選択する手術のタイプが持つ固有のリスクといったものがあります。

訴訟になった合弁症の例

以下は、患者が経験した最も一般的に報告されているいくつかの合併症の一つであり、その後の訴訟につながっているケースです。

  • 血腫(血液が体内で袋状に貯留し、腫れ上がった状態)
  • 瘢痕(はんこん:できものや傷などが直った後に皮膚面に残るあと)
  • 非対称(アシンメトリー:左右のバランスが取れていないこと)
  • 修正のしすぎや修正不足
  • 間違ったサイズのインプラントの挿入
  • ドライアイまたは顔リフトの手術後に目を閉じることが不可能に
  • ケミカルピールによる炎症または水ぶくれ
  • 麻酔過誤
  • リドカイン(局部麻酔薬)の過剰摂取
  • 外科医による性的虐待
  • フェイスリフトの手術などでの過剰な肌(皮膚)の除去
  • 永続的な障害
  • 外見の劣化
  • 最終結果の不満や失望
  • 長期の鎮静剤の使用に起因する傷害および合併症
  • 患者の同意なしに手術前と手術後の写真の使用
  • 神経損傷による無感覚
  • 合併症による再手術の必要性
  • 乳房の皮膚または乳首の喪失
  • 誤った術後のケア
  • 薬剤による相互作用あるいは副作用
  • 肺塞栓症(はいそくせんしょう)
  • 肺水腫
  • 被包(包嚢)の形成
  • 死亡

 

最も多い苦情

きちんとした基準を満たし、細心の注意を払っても手術におけるミスや事故は、起こりうるものですが、しかし何より、美容外科医に対して、法的な場所に持ち込まれる第1の苦情が、手術の不適切さだとうのは、驚くべきことです。

これは、医療ミスが発生した多くのケースでは、患者に対して、当然とされる水準のケアが提供されていなかったことを意味しています。

 

美容整形の医療過誤への法的対応

あなたや、あなたが知っている人が、整形手術中に発生した合併症または医療事故のために、身体的または精神的に傷害を負った場合、手術の責任者に対して、訴訟を提起することができるという、あなたが持っている法的権利について理解することが重要です。そして、申し立てがうまくいくためには、次のことを証明する必要があります。

 

訴訟にあたって患者側が証明すべき点

  • 手術にあたって、あなたが、美容整形外科医との間に、信頼と誠実に基づいた(黙示的・信義誠実的な義務)関係を持っていたこと。
  • それにもかかわらず、手術前に約束された基準を満たさない手術がなされ、黙次的義務が破られたこと。
  • 手術において、医師による信義誠実の原則(黙次的義務)に対する違反が生じたために、あなたは、損害および/または傷害を被ったこと。
  • これらの傷害または損害が、医療上の義務違反の直接的な結果であったこと。

 

訴訟するためのヒント

あなたが、外科医に対して、医療ミスを追及する資格があると思ったなら、あなたの主張を認めさせるために、医療過誤を専門とする弁護士を雇う必要があります。そうすれば、その弁護士は、すべての証拠を収集した上で、あなたの訴えを法定に持ち込むことでしょう。

 

 

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